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パーキンソン訪問リハビリ・鍼灸・マッサージの関わり方

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パーキンソンに対する訪問リハビリ・鍼灸・マッサージの関わり方について、

お話ししたいと思います。

残念であり非常に悔しいのですが、パーキンソンは進行性の病気であり、

まだ治療方法も確立されていません。

ゆえに、医師による薬物コントロールを行い、機能障害や合併症を最小限に食い止めていただき、

当院では、ADL(日常生活動作)を出来るだけ維持していくことが、当院としての関わり方となります。

ADL(日常生活動作)とは?

食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴など生活を営む上で、不可欠な基本的行動を指します。

 

パーキンソンの進行とともに、徐々にADLで出来ることも少なくなっていくので、

少なくなった動きの中で、出来るだけ今まで通りADLを快適に行えるよう、

常にこれから先、病気が進行して起こりうることを考慮しながら施術を行わなければなりません。

そこで、他の訪問治療院の先生にありがちな行動で、

かつ勘違いしてはいけないことがあります。

それは、

関節の動きをよくすることは最大の目的ではないという事です。

 

どういうことかというと、

患者様のADLを出来る限り今まで通り行えるようにするのが目的なのに、

以前は足を180度開くような開脚が出来たので、それに近づけようとする。などです。

これは極端な例ですが、肩が、真上まで上がらなくても下着の着替えは出来ます。

それにこだわって、可動域を上げようとすると、

痛みを伴ったり、過度な筋力トレーニングに走ってしまったり、

患者様に余計なストレスを与えてしまいます。

何故このようなことが起こるのかというと、

可動域という数値として明確なので知らず知らずに目指してしまいがちなのです。

ADL(日常生活動作)の上で、必要となる動きが可能であれば、

無理にそれ以上の苛酷なリハビリを行うよりも、

他の目的で多様なリハビリを行うことが、

患者様の精神的なストレスの軽減にも繋がると思うからです。

症状や患者様が求めていることなど、もちろんケースバイケースです。

その日やそのタイミングで、身体を動かせる時とそうではない時は、

非常に極端な場合もあるので説明が難しいのですが、

当院の場合は、

①まずその日ごとに状態を確認する。

②特に痛みや鈍痛、動かしにくいところを確認する。

③その問題をまず改善する施術を行う。

(例えば、鍼灸やマッサージ、ストレッチなど)

④痛みなどの症状が落ち着いてきたら、リハビリを開始する。

⑤リハビリを開始の際、痛みを伴うか確認し、痛ければ鍼灸で痛みを抑えて行う。

注意点として、

痛みを伴う⇒それ以上動かすと炎症を悪化させる防衛反応として現れていることもあるので、

見極めが非常に重要である。

 

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